2026/01/22 12:20


『 蝋形作家・浦田杏梨さんの作品に香りを纏わせる。 』

そんな新しい試みに挑戦されたSanatio aroma(サナティオアロマ)の榎本さん。

このタイミングで常々聞きたいと思っていた質問をぶつけてみました。

真摯にまっすぐと向き合って答えていただきましたので

じっくり読んでいただけると嬉しいです。


Q1.
最初に思っていた「星霜」のイメージと、実際に関わってみて今感じているイメージに、違いはありますか?

初めの記憶は少し曖昧かもしれませんが、確実に最初と違いはあります。
星霜さんができたときからすごく気になるお店でお邪魔させていただいていました。
初めは確か開いている日も少なかったのかな?それに加え洗練された物が置かれてあり、ちょっと敷居高く感じていてお店に入るにも少し緊張していました。

でも、今は実際に関わらせていただく中で、店主お二人のお店に対する想いや、お店を通して伝えたいことを私なりに感じ、ただ素敵なものを販売しているだけのお店ではないと思っています。
素敵なお店に変わりはないのですが、お店にあるものたちはただの商品ではなくて、暮らしをそして人生も豊かにしてくれる、そのことを店主さんが伝えてくれようとしていると勝手に感じています。 
大きくまとめると、洗練されたすんっとしたイメージから、熱く温かく自分の好きを気づかせてもらえる場所となっています。



Q2.
今回浦田杏梨さんとコラボレーションするにあたって、どんなことを気にされたり考えたりされましたか?


まず一番初めに思ったのは、杏梨さんらしさを香りで表現してみたいと思いました。
なので、香りで何ができるかな?というのをお話しをいただいてからずっと考えていました。
杏奈さんは蝋燭だけに留まらず、杏梨さんにしかない感性で蝋にまつわるものも創られているので、アロマキャンドルはなんだか私の中では違うような気がして。
そして、思いついたのが暮らしの中で杏梨さんの作品が使われている風景を想像した時でした。
暮らしにそっと溶け込み作品が置かれている。
そこから香りが漂っている。
杏梨さんらしさと実際に使われているイメージで香りづくりを進めました。


Q3.
完成した香りについて教えてください。


完成した香りは杏梨さんと作品からイメージして作りました。
香りを作ったのは、実際に杏梨さんにお会いしてその場で作らせていただいたのですが、お会いする前に考えていた精油とは全く違うものでブレンドすることになりました。
初め考えていたものでブレンドしたのですが、実際にお会いすることで、考えていた精油ではなんだか違うなぁと思って、その場で感じた精油で香りを作らせてもらいました。
また、作家さん本人がやっぱり良い香りと思ってもらえる方が作品にも良いと思ったので、私だけでなく杏梨さんも好きと感じる香りをブレンドしています。
実際に杏梨さんとお話しして、作品たちやアトリエ・作品作りを見せていただき、温かみ・自由さのイメージからふわっと温もりのある、気持ちがおおらかになるようなイメージでつくりました。


Q4.
ものづくりを続ける中で、変わらず大切にしていることは何ですか


変わらないことは、暮らしに心地よさをつくり、人生が豊かになる人を増やしたいという気持ちです。
そのためには、自分の好きと思えるもの・ことをつくることも大事にしています。
あれこれと考えることが多いのですが、自分の直感を信じて作ったり動いた時の方が、これ!と気持ちが踊ることが多いので、自分の好きや良いと思う直感を信じてこれからも続けていきたいです。


Q5.
今後やってみたいことは?


たくさんありすぎて。どうしましょう(笑)
誰かの心地よさに繋がることをもっと届けたいと思っています。
季節毎の香り、気持ちに寄り添う香りづくりに。
そして、精油の大量消費も少し気が進まないところもあるので、使う時だけ蒸留して香りの自産自消もしたいです。
まだまだあるのですが、心地よさに繋がることで自分の好きなことをしていきたいです。


Q6.
最後に、星霜を訪れる方へ伝えたいことがあれば、ぜひ聞かせてください。


まだ行ってみたいけど行くことができていない方は、店主お二人ともふんわりと温かい方なので、緊張せず、気軽に行ってみてください。
そして、置いてあるものはどれも素敵ですが、見るだけではなく是非、店主さんにそのものたちについて話しを伺ってみることをおすすめします。
そしたら暮らしが変わるかもしれないです。
好きなものを取り入れることは、何気ない毎日が豊かな気持ちになります。
自分の好きを探しに訪れてみてください。